当院では超音波診断装置があり、正確で確実な施術が行うことができます。
超音波画像診断装置とは
超音波を用いた画像解析装置です。わかりやすく言いますとエコー検査です。骨、靭帯、筋肉、関節、腱、軟骨、関節包、血流、滑膜、末梢神経を診ることができます。レントゲンには映りにくい小さな骨折や肋骨骨折、関節水腫、血腫、早期の疲労骨折、シンスプリント等がわかります。
患部の内部の様子を、直接画像で確認できることで損傷の箇所や程度も一目瞭然です。問診や触診による判断よりも、更に確信を持って治療に臨めるうえ、治癒過程も追って確認できます。
超音波画像診断装置は損傷部分に超音波を直接照射してそれを画像化します。同一密度の組織内では超音波が直進しますが、密度の異なる境界面では反射と散乱が生じます。それにより、病変箇所の特定や程度が分かります。
超音波画像診断装置のメリット
身体に無害であること
レントゲンと異なり、人体に直接放射線を浴びることがありませんので、小さなお子様や妊娠中の方でも安心してご使用いただくことができます。また、人体に無害なので、繰り返し使用して経過を観察することができます。
リアルタイムで状態を確認できること
筋肉や関節を動かしながら観察できるので、よりリアルに患部が検査できます。動画や画像を保存することも可能です。
軟部組織(筋肉・腱・靱帯・関節包)の観察に優れています
レントゲンでは映らない、つまり観察が不可能な軟部組織の損傷等ですが、この超音波画像診断装置/エコーでは検査・観察が可能です。
よく交通事故にありがちな「レントゲンで骨には異常がないから大丈夫ですよ」と医師に診断されても、違和感や痛みに悩まされることがしばしばありますが、これらの症状は、軟部組織の損傷によることが少なくありません。そういったレントゲンでは分からない・映らない筋肉・腱・靭帯当の軟部組織をくまなく検査できます。もちろん骨折の有無も観察できます。
超音波診断装置をスポーツ外傷・障害などの怪我の診察や疲労骨折の早期発見に活用しております。幼少期~学生時代に無理な練習や過度な練習によって故障し、選手生命を絶たれないように、常にメディカル検査を行うことをお勧め致します。検査を行うことにより、早期に対応でき長く競技を続けられるようにしましょう。